TBCラジオの番組、「仙台フォーク絵巻」の公開録音で八木山合奏団は１年ぶりとなる演奏をした。この日は、今は気仙沼で活動している多喜子さんとのジョイントだった。彼女は以前仙台に住んでいて、もう○十年前になるが良くライブを一緒にやった音楽仲間でもある。
この番組は1970年以降のフォーク全盛時代、仙台で頑張っていた、あるいは今も頑張っているミュージシャンを取り上げて当時の音源を流している貴重な番組でもある。ディレクターは何かとお世話になっている福井弘文さん、パーソナリティは今頑張って活動中の亜KIRA君。
会場はライブハウス「パークスクェア」で、既にここで何回かの公開録音をやっている。宗さんを初め、岩渕まこと君、コアなところで「んだず」などがライブをしている。
今回のライブは２部構成で前半は多喜子さん、後半が合奏団だった。多喜子さんは相変わらず落ち着いた感じで、歌は以前にも増してうまくなっていた。なかなかの多喜子ワールドである。自分の個性を良く理解していて、迷いがないなあと感じた。いいよ！なかなか。
さて１年ぶりの僕ら合奏団は、１時間ほどのステージでいつもどおりだった。１回の練習の割にはまとまったと思うが、これまでのナンバーを守ってやっているといった感じだった。新しいものはもう生まれてこないんだなあと少し寂しい感じがした。パーカッションで初代のリーダー、僕らの詩の多くを書いている勝美さんの元気がなく、ちょっと残念だった。名物男だっただけに・・。
今年で結成32年目の八木山合奏団。うーん、継続は力なりだが、１年に１回ペースでは継続とは言えないかも。しかし、数少ないファンのためにも頑張らないとなあ。いずれにしても、皆元気でやれるのは何よりだ。後10年やれたらいいな。
当時来て頂いた皆様、有難うございました。
さて次回のライブはいつだ？
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