Solo Live
       Back           2007.5.12     「千厩 よいの市 投げ銭ライブ」                



  岩手県南部にある千厩の「よいの市」というお祭りで歌ってきた。
  千厩は最近一関市に合併した町で、以前は千厩町だった。その名のとおり昔は馬の産地だったようで、長い歴史がある。

  この町でライブをするのは初めてだ。バンドでも来た事がない。
  今回はHide's Barの高橋さんのネットワークで、ライブが実現した。

  イベントは「投げ銭ライブ」ということで、やる前は「一円も投げてもらえなかったらやばいな・・」と不安がよぎった。
  今回はマネージャーのかみさんに加え、娘も連れて行った。

  会場に着くと、町のメイン通りを歩行者天国にして、祭の雰囲気が漂い出店も沢山出ていた。

  当初は2回の予定だったが、3回場所を変えて歌った。連続で休む間もなかったが、「こんなに演奏するくらい一度は売れてみたいもんだなあ・・」と正直思った。 

  最初はお祭り広場、次は古い蔵、最後は路上ライブだった。
 お祭り広場と路上ライブでは、今回呼んでいただいた及川さんのバンドも歌った。パーカッションとギター二人のコンビネーションだったが、素直でいい感じだった。演奏しなれているようだ。
  
  演奏した場所は、皆それぞれ趣が違っていた。蔵は町の文化財になっていて、とてもシックで雰囲気のある場所だった。

  各会場で僕は「このライブは投げ銭ライブなんですよ、皆さんの温かい心を待っています!」と何度か呼びかけたら、思いのほか投げ銭をして頂いた。実際は別に銭を投げるわけではなく、用意したカゴに入れてくれるのだが・・。

  各ステージでは5曲くらいづつ歌った。野外は何曲かエレキを持ちのりの良い曲を歌った。蔵では「我が愛しの故郷」、「LOOP」、「みちのくの空」などしっとりした曲を中心に歌った。拍手が熱かったなあ。嬉しい。

  突然沸いて降ってきたようなライブだったが、間もなくアメリカに旅立つ娘にも自分の歌う姿を見せられて良かったと思う。
  彼女に感想を聞くと、歌や演奏のダメだしはなかったが、MCにはクレームが・・。ふーっ、難しいよなあ喋りは。

  一人でやる野外の路上ライブもまたよしだなあ。なんか、失うものは何もない!みたいな気分になれる。
  いい体験をさせてもらった。
  それが次につながれば最高なのだが・・。


1