Solo Live
       Back           2007.5.11     西濱、妹尾隆一郎ライブ                 


  この日を皮切りにソロライブが3日間続いた。初日はブルースハープの大御所、妹尾隆一郎さんとのライブだった。
  場所はお馴染み「Hide' Bar」。
 
  初めてお会いした妹尾さんだが、なるほど噂どおり偏屈っぽい雰囲気がびんびんと漂う。一見すると浮浪者のイメージだ(これが個性なんだなあ、逆にかっこいい)。挨拶すると「あっ、どうも・・」と言う感じ。方や西濱さんは物腰柔らかでとっつきやすい印象。

  でもそんなのはどうでもよい、早くライブを聞きたかった。
  同じステージをやれるとは少し前では考えてもみなかった。ここでやれるのは高橋さんのあったかい誘いがあったからこそだ。
 
  さっそくいつもどおり、30分ほど歌わせてもらった。
 もう自分らしくやるしかないので、歌いたい曲を歌った。気負いもなかった。

  最後の曲「カワサキ」では、妹尾さんに全く打ち合わせなしの突然のハープセッションをお願いしたが、快く一発で決めてくれた。エレキとハープのコラボは楽しかった。抜群のブルースセンスだった。妹尾さんはきっと生まれる国を間違えたのだろうな。
 ミーハー的だが、いい時間を過ごさせてもらった。
 
  さて僕の後はお待ちかね、お二人のライブ。
  予想に反して、妹尾さんはハープを吹きながらバリバリ歌った。シカゴブルース系が多かったように思う。しゃべりも独特でいい、関西弁にはやはりのせられたし、引きずり込まれた。もう会場全体が大のりだった。
 西濱さんは落ち着いたギターで、しっかりとサポートしていた。
 2部では、西濱さんが今度はボーカルをとった。これまた渋いブルースを聞かせてくれた。でも、個人的にはサッチモばりのボーカルは長いとつらい・・。妹尾さんのボーカルの方が自然で好きだなあ。

  アンコールもしっかりと答えてくれたお二人、ライブは大満足だった。
  まれに見るブルースナイトだった。

  しかし翌日もあるので、後ろ髪を惹かれる思いで打ち上げは遠慮して、大人しく岐路についた。くーっ・・・。

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