<ソロ活動の足跡>
2002.9.1
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結婚披露パーテイ(仙台) ラジオで流れた「みちのくの空」を聴いて気に入ってくださった見ず知らずの方から歌を頼まれ引き受けた。聞けば息子さんの結婚披露宴で是非ということで、CDに入っている「永遠の記憶」、「「みちのくの空」、八木山合奏団の頃からやっていた「これからもきっと」を歌った。実質、最初のソロライブ。リハはうまくいったが本番は緊張した。歌心は伝わったかな。ギター1本でやったのでかなり吹っ切れた。
2002.9.21
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志津川ひころの里「浪漫懐廊志津川コンサート」




気仙沼のアーティスト尾形和優さんのバッキングで知り合った志津川在住のピアニスト高橋泉さんから誘われて参加した。町の援助を得てやるということで、企画から段取りステージプロデュースまで高橋さんが担当。彼女の腕前は半端ではない。作曲、編曲能力も凄い。本当はジャズ畑だがそれにとどまらず新しいものにチャレンジしている姿には頭が下がる。また主婦でもあり母親でもあるのにそんな雰囲気を全く感じさせない素晴らしいミュージシャンだ。音楽に関してはだいぶ勉強したように思った。だってクラシックはもちろんのこと何でもできるのだから。当日は、子供らの童謡、わらべ歌それに加えた踊り、伝説の語りなど地元志津川を意識したあまり見たことのないオリジナリティあふれるコンサートだった。彼女のスパニッシュなオリジナル曲「アンダルシアの風」でギターで弾いた。後半は僕のステージもあり、

               みちのくの空
               我が愛しの故郷
               潮騒(高橋さんのピアノをフィチャー)

の3曲を演奏した。「みちのくの空」は初めて自分のカラオケで歌った。当日とったビデオを見たら思ったより良かった。「我が愛しの故郷」はギター1本だったが歌心は伝わったと思う。「潮騒」はインストルメントだが高橋さんの生ピアノをフィーチャーして演奏した。CDとは違った躍動感のあるいい雰囲気だった。

2002.11.1
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気仙沼市八瀬「化石の森コンサート」





大正11年に建てられたという今では宮城県で一番古い月立小学校で行われた。自分が卒業した小学校に似ていて、校舎の中の写真もたくさん撮ってきた。教材用にの丸めてあった大きな地図が妙に懐かしかった。
八瀬は貴重な化石の宝庫であり、また早稲谷鹿踊りという伝統芸能もあり、地元の特色を生かした地域発信型コンサートだった。前回お世話になった高橋泉さんのお声がけで出演。野外コンサートはもうぎりぎりかなという時期だったが、かがり火を焚いていい雰囲気で行われた。風で譜面を飛ばされたり弦が切れたりしたが、そこはそれ高橋さんとなので安心して乗り切れた。
前半は高橋さんのピアノ、シンセサイザー、それに1曲目にはフルートも加え、学校の玄関先でのかがり火の中なかなか凝った演出だった。神楽の舞での尾形雄さんのお囃子は普通ではちょっとたたけないような感覚の太鼓で、大いに感心した。さすが伝統芸だ。後半が僕のステージで、

          
        我が愛しの故郷
                僕は船乗りになろう
                みちのくの空
                潮騒(高橋さんのピアノをフィチャー)

の4曲を演奏した。潮騒ではギターの弦が切れてしまったが、機転の利いた彼女の素晴らしいピアノソロで助けてもらった。後で録音したMDを聞いたが、それがかえって新鮮に聞こえた。
終わってからCDを買っていただいたお客さんにお釣りを渡そうとしたら、その方がもういなくなっていて渡せず申し訳なく思っています。でもカンパをちょっとしたので、許してください。

こういった地元発信型コンサートは、これまでよくあったミュージシャンを呼んでただコンサートを催すといったパターンではなく、そこにしかない地元の特色を音楽を通して聴きに来たお客さんに伝えるという趣旨だ。力強さと大きな特色があり、これからの主流になると感じた。とても新鮮だった。また、こういう企画をどんどんと実行する高橋さんは本当にバイタリティがある人だ。そして関係者の方々当日はいろいろと有難うございました。
  

2002.11.3
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仙台大学際「リジョイスコンサート」






これは僕の大好きなエリック・クラプトンやビートルズのコピーを中心に演奏しているバンド「リジョイス」のコンサート。担当のギタリストが転勤で仙台にいないため、今は僕が代わりにギターで参加している。正式なメンバーではないがもう4年くらいになる。
リーダーの信太郎君をはじめみな穏やかな善人達でホッとできる。3年前にやったコンサート以来の大ステージで、ギターを思いっきり弾かせてもらって楽しかった。感謝しています。
また、真ん中にソロで2曲、


             我が愛しの故郷
                みちのくの空

を歌わせてもらった。CDも4枚売れたし・・・。嬉しい。ギターの弦を張ったばかりだったので音が少し狂っていたのが残念。ガットの弦はやはり本番の1日以上前に張っておくべきと反省。

会場についたら東北では超有名なバンドみたいなことが書いてあり、皆で大笑い。校舎内ではフリーマーケットやいろいろなで店が出て大にぎわい。僕らの頃とはちょっと雰囲気が変わったけれど、学生時代を思い出した。また会場が階段教室で、これまた懐かしかった。片付けには学生達が手伝ってくれたが、みな元気がよかった。お世話になりました。

rejoys演奏曲
1.ビフォーユーアキューズミー    9.マイスィートロード
2・フォーエバーマン          10.サムシング
3.ランニングオンフェイス       11.ホワイルマイギタージェントリーウィープス
4.レイダウンサリー          
5・ベルボトムブルース        アンコール曲
6.レイラ                 12.アイショットザシェリフ
7.ティアーズインヘブン
8.チェンジザワールド


2002.11.17
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村田町突然ライブ





17日、中学高校大学と同じで、初期の合奏団のメンバーでもあり、今は村田町で日本画家としても活躍している友人の千葉清澄君の所に遊びに行った。休日のせいか少し酔っている彼はおもむろにあちこち電話をかけ始め、「今から友達のライブをやるので来て欲しい」と地元の友人知人に連絡を始めた。何となく逃げられなくなり、これはやらねばならないなと覚悟を決めた。午後1時から突然のライブが始まったのだ。
お客さんが何度か入れ替わり、結局3ステージ以上はやった。また、終わってからもかなり酔ってしまった清澄君に「ラスト1曲!」といわれながらも何度もやらされてしまった。でも、地元の中学生や南米からのお客さん、そして陶芸家などさまざまな人にギター1本、マイクなしの素のボーカルという極めて素朴なライブをした。不安はあったが、新鮮でとても楽しかった。音楽の原点を再認識するための勉強ができた。
途中声がかすれたりしたが、同じ曲を何度も歌ったりしたので30曲以上は歌った勘定だ。ポールマッカートニーはこの間の日本公演で34曲歌ったのでそれに少しは近づけたか。
清澄君は12月に村田町で個展を開きます。にこにこと笑顔を絶やさず付き合ってくれた奥さん、ご苦労様でした。
また何かやりたいですね。

 歌った曲
   1.我が愛しの故郷        9.くるみの木の妖精
    2.みちのくの空          10.これからもきっと
    3.永遠の記憶           11.一番町ブルース
    4.19’ブギ             12.イエスタディ
    5.時雨               13.ウィンディ&ウォームス(インスト)
    6.僕は船乗りになろう      14.バミューダートライアングル(インスト)
    7.僕のアパート          15.ティアーズインヘブン
    8.ノスタルジー 
        16.ジェフズブギ(インスト)ほか

2002.11.30
2002.12.1

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村田町突然2day'sライブ






吉川団十郎氏
村田町で日本画家として活躍している友人の千葉清澄君から自分を含め姉貴や女房の絵の展示会をするので、CDの販売と12月23日のライブの告知もかねてそこで歌ったらどうかと強く言われて、そうだなと思い引き受けた。一週間前に決まった話。彼は宗さんの「OH!バンデス」にも出てイベントの宣伝をしてくれた。彼の姉貴も豊かな個性がある人だ。
二日間で大体8回のミニライブをした。それほど多くはないお客さんは流動的だったが、マイクなしでストリートミュージシャンのように歌った。しかし、そこに前回のライブ同様、歌唄いの原点を見た。パーンと弾けるものを感じた。いい感触!
当日は隣のコーナーが、あの「ああ、宮城県」の村田町在住の陶芸家「橘川団十郎さん」のコーナーだった。久しぶりに会って色々と話も出来た。相変わらず強烈な人で、やることが徹底している。最近は水墨画も書いているようだが、堂に入ってるように見えた。中国に凝っているようだ。うどんかとそばか、ラーメンの麺の太さの好みは、はてはあんはつぶしあんかこしあんか、といった二択の答えを迫られ答えたが、ほとんど彼とは逆だった。これは幸か不幸か?
村田町、僕にとってはかなり縁のある町に思えた。有難う清澄、楽しい二日間でした。

       

左が千葉清澄君
2002.12.7
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村田町友情ライブ






草木染の近藤氏、ピアノの先生でもあります
12/7、8と村田町の物産交流センターでお祭りがあり、その中で今回も千葉清澄君たちの展示会があるということで7日の土曜日再び歌ってきた。前日にはさとう宗幸さんの番組にもと出てデモもやるという力の入れようだった。
今回は彼の主宰する「アトリエ野宿」、彼のお姉さんの佐々木由美子さん、そして陶芸家の黒本さん池永さん、ランの栽培家森さん(今回は奥さん)、草木染の近藤さんという村田町で活躍しているアーティストの面々だった。それと町の洋服屋さんも参加してブースが立て込んで賑やかだった。
 突然ライブではなくなってきたので、今回は「友情ライブ」ということで5回ほどミニライブをした。毎回刺激的で、特に町に在住してもくもくと活動しているアーティストには刺激を受ける。みんなしっかりと自分というものを表現している。
ギター1本そしてマイクなしのスタイルにもだいぶ慣れてきたし、レパートリーもずいぶん増えてきた。23日に向けてのいいトレーニングにもなった。
打ち上げは千葉君宅でサラッと?やったけれど、そこでもまたミニライブになった。清澄君も2曲ほど渋くきめた。近藤さんは最後までにこやかに付き合ってくれた。
 一連の村田町ライブは今回でひと段落した。いろんな人に出会えてとても素晴らしい時を過ごすことが出来た。有難う清澄・・・。奥さん、お疲れ様。それとうちのカミサン。


永氏・黒本氏
2002.12.22
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郡山市「ザ・ラストワルツ」中野督夫X’masライブ、スペシャルゲスト:黒津隆二




7月に出したCDを少しでも多くの人に聞いてもらおうと、督さんがゲストで呼んでくれた。地下にあるいかにもライブハウスの雰囲気のある店に着いたら、督さんが弦を張っている最中で、にこやかに出迎えてくれた。同時に今回の段取りをしてくれたsekihanさんも暖かく迎えてくれた。お店のマスターの和泉さんが自分の兄に顔が似ていて、自分と同じ大学出身ということもありとても親しみがわいた。店の人たちも親切だった。
1部は督さんのステージで、すっかりと円熟味を増した歌とトーク、さらに磨きがかかったギターテクで素晴らしいライブをしてくれた。2部が僕で、県外では初のソロだったが、督さんの声援もあり落ち着いてやれた。終盤は2人の持ち歌を一緒に楽しく歌って、大盛況の中終えることが出来た。
終ってからも店の方で食事や酒を用意してくれて残ったお客さんたちも加わり盛り上がった。
督さんの温かい心遣いに感謝しています。また陰で力になってくれたsekihanさん、そして和泉さん、スタッフの方々本当に有難うございました。来年も是非、郡山でやりたいと思います。





      
                                  
                         
2002.12.23
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仙台市「ヘブン」中野督夫&黒津隆二X’masライブ







      Photo by LOS
1部が自分、2部が督さんで最後は二人で持ち歌を一緒に演奏した。
仙台では自分の記念すべき初のライブということで、ステージは当初からどことなくぎこちなかった。これではうまくないと思い自分の進行の中にはなかった八木山合奏団の曲を歌った。さわりの部分だけだったけれど、何曲か歌ったらお客さんとコミュニケーションが取れはじめ、これがきっかけで最後まで楽しくやれた。成功!途中で曲を止めるのがかえってウケたような気がする。
さらに八木山合奏団の佐々木和司君とやった「コーラス」では心から音楽っていいなーと感じた。自分にとってはあっという間の時間だった。話が長すぎたとは思うが自分をらしさは出せたと思う。とにかく大切なのは、誰でもない「黒津隆二」の世界をうまく伝えることだという大きな収穫を得ることが出来た。

2部の督さんは、昨夜に引き続き素晴らしい歌とギターテクそしてトークでお客さんの心をつかんだ。自分はギブソンJ50を自在に弾きこなす督さんのギターに聞きほれてしまった。よかった!!またサービス精神が豊かで、とても勉強になった。
終盤は郡山に引き続いて2人の持ち歌をやってバンドらしい迫力のある音を出せたと思う。とにかく気持ちのいい時を過ごすことが出来た。お店のマスターの瀬戸さん、お疲れ様でした。リハーサル中に駐車違反で車をレッカーされそうになりましたが大丈夫だったでしょうか?それからスタッフの皆様、お世話になりました。郡山に引き続いて仙台まで見にきていただいたsekihan様本当に有難うございました。






                        
2003.8.9,10
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村田町ライブVol.4




今回はMASADA GibsonJ200コピーモデルを使った。ガロのメンバーが使っていたらしい。


ぶらっと訪れた高橋勝美氏、堂々たるものです。
 8/9、10と村田町の物産交流センターで歌ってきました。今回も同町在住の友人でもある画家「千葉清澄」君とのコラボレーションです。ここでやるのは8ヶ月ぶりですが、4回目ともなると馴染みの場となってきました。
 9日は台風10号の上陸による一日中荒れた天気、次の日はうって変わって台風一過で久しぶりのガンガンとした真夏日、予想通り?お客は少なく、身内がほとんどのライブとなって、ちょっと盛り上がりには欠けました。しかし曲を聴いて涙ぐんで喜んでくれたお客さんもいて、歌う者にとってはやりがいのあるライブでした。

 ソロを始めて1年が過ぎました。回数は決して多くないのですが、歌心を少しづつ学び取っているなという実感があります。始めた頃よりはだいぶ楽にやれるようになりました。そして自分自身を客観的に見れるようになって来ました。
 ライブは同じものはありません。やるたびに刺激を受けます。面白い!
 また、10日には勝美さんも来てくれて「僕のアパート」を一緒に歌ってくれました。有難うございました。
また30日に同じ場所でやる予定です。

 

2003.8.30
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村田町ライブVol.5


自分にとってはもうすっかりとお馴染みの風景だ。


日本画家の千葉清澄君 世話になっている
 8/10に引き続いて今月3度目の村田町ライブ。今回も前回と同様に場所は物産交流センターで、同町在住の友人でもある画家「千葉清澄」君とのコラボレーションです。彼と一緒にやるのもすっかり慣れてきました。ここがホームグラウンドになりつつあります。
 当日会場に着いたらもう駐車場は満杯、生でも食べられるという町の特産品のとうもろこし「未来」を売り出すというので、人の行列ができていました。ちょっと驚きました。間もなく売り切れたようで、試食は残念ながらできませんでした。どういう味がするのだろう?生で食べられる・・・とうもろこし。
 ステージは4回と頑張りました。相変わらずPAはなし。おかげでこの頃どが少し強くなったようです。ラストステージでは前回に引き続き見に来てくれた、合奏団のメンバー高橋勝美さんと合奏団の懐かしい曲を3曲ほど演奏しました。彼の娘さんも一緒に見に来てくて、楽しいひと時を過しました。

 さて明日は仙台のライブハウス「パークスクェア」でライブがある。久しぶりの本格的なライブハウスでの演奏。楽しみだ。

2003.8.31
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パークスクェア「ジ・オリジナルキャスト・ライブ」


何を思う・・・



「潮騒」を弾いているところ




お客さんが少なくてもひたすら歌う
 仙台で活動しているミュージシャンで、すでにCDを出している人、またはこれから出すであろう人達のライブだった。(おもいっきり主催者の主観で集められたミュージシャン達です)
 
出演者は、知る人ぞ知る「牛タン音頭」で売り出し中のウィリー佐々木氏、司会が本業の方です。それから仙台で古くから歌っていて歌唱力がダントツのアキラ氏、ビートルズのコピーバンドで昔から活躍しているノブさん、そして自分。

 ウィリー氏はさすが司会が本業、話がうまくお客さんも安心する。アキラ氏は会場に轟き渡る大熱唱。そろそろデビューが近そうだ。
ノブさんは一杯気分で超リラックスムード、客席をなごませ笑いをとっていた。ハイトーンが素晴らしい。

 ちょっとお客が少なくて残念だった。でも、それぞれ個性的な持ち味が集まり、ぶつかり合うところがない良いライブだったと思う。
 僕は前日が、やり慣れた村田町でいつものPAなしのライブがあった。しかし今回はどーんと鎮座した立派なPAがあった。出てくる音が大きく圧倒され最初は馴染めなかったが、2曲目ぐらいで慣れてきた。ありがたいことに最後はアンコールももらい、9曲ほど歌った。
 曲によって出来不出来があったステージだった。自分はまだライブハウスには慣れていない。バンドの経験がそれほど生きていない。やはりソロは別物だ。実感した。ライブをしながら譜面立ての上にMDを置いて自分のライブを録音している。それを後で聞いてみるのが楽しみでもあるのだが、まあ思ったよりはさまになっていた。

 皆様ご苦労様。そして企画の斉藤さん本当にお疲れ様でした。儲からなかったですね・・・。でもこれに懲りずにいい企画を期待します。
2006.12.2
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ソロ復活祭 ライブ in アトリエ野塾


3年ぶりのソロライブ。
ずいぶんスパンが空いたが、終わってみれば心は青空のようにすっきりした感じだった。

ソロスタートの地、村田町「アトリエ 野塾」での再スタート。
1時間以上のステージを2回、打ち上げでもずいぶんと歌った。
楽しかった。

歌は心の共有なんだと言うことを、本当に実感できた。
わがままな自分だが、それを良いほうに出せれば力になるということがわかったライブだった。

清澄君と奥さん、本当にいいライブでした。
有難う!
うちの女房にも・・・。

まだ始まったばかりです。
大事なのは、これから。




2007.1.30
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北九州市立総合医療センター
尾形和優ライブ+オマケ


 今回は、昔からの音楽仲間で、随分とバッキングもやってきた気仙沼の尾形さんからの依頼だった。このところ忙しかったようで、2年ぶりくらいのライブになるだろうか。

 尾形さんはプロデビューもしているが、去年は気仙沼市長選にも出馬したほど多彩な顔を持つ。

 自分のソロではないが、バッキングはまたこれはこれで楽しい。
 しかし、本業の仕事が超忙がしく、その合間を縫ってのライブだったので、ほとんど練習が出来なかった。さらに当日は、はじめて会うピアノの方と一緒にバッキングをするという、プレッシャーもあった。
  さらに手違いで到着が遅くなり、自分も含めて皆どことなく落ち着かない様子。リハもそこそこで本番が始まった。
 
 会場は北九州は小倉にある病院、重度の障害者とその家族を対象にしたものだった。
 主催をしている武田先生は、何と今回で311回目だと言っていた。このようなライブはかれこれ20年になるという。凄いエネルギーの要ることだと思う。たいしたものだ。





 さて本番。
 いざ始まってしまうと、皆やりなれている人たちだなあと改めて思った。目線の合図や感覚でどんどんとと曲が進んでいった。なかなか良い調子だった。本番の緊張がそうさせているのか。
 
 自分のソロの場も提供してもらった。
 今までなら、場を考えて明るい曲や、当たり障りのない曲をやっていたと思う。でも、今回はそんなことは一切考えず、やりたい曲をやった。
 「BIKE」と「友へのレクイエム」を歌った。手ごたえがあった。そう、こんな感じでやりたいんだと思った。

 突然降って湧いたような仕事だったが、得るものは大きかった。

 不自由な体で、しかも思うように出せない声なのに、精一杯声援をしてくれている姿を見ると、目頭が熱くなってしまった。
 先生を支える人たちも素晴らしい。打ち上げで、それがわかった。

それにしても、儲かっていないミュージシャンがおいそれと行ける地でない。
尾形さんの器の大きさを感じた。

一度行ってしまうと、馴染みを感じる。。

今度は是非ソロでやってみたいなあ・・・。夢は膨らむ。

Solo活動  2002.9.1〜