R&K Live Report 2007.4.14                      BACK                                                                              

R&K 「なとり春祭り
  
 隣町、名取市の春祭りで歌ってきた。
 
 「なとり春祭り」と称して、毎年この時期に地場産品、フリーマーケット、屋台、踊りや歌・演奏などの出し物で市民に親しんでもらっているようだ。
 会場は名取市役所とその周辺で、市役所の周りには桜の木が植えてあり、ちょうど満開だった。あちこちで花見をしている人がいた。なるほど、だからこの時期にやるんだなあと納得。
 
 当日は青空がのぞくのだが、かなりの強風が吹き荒れる悪天候。野外イベントは厳しい。
 実際、テントが飛ばされないよう、みんなでテントを押さえている姿をあちこちで目撃した。

 演奏の場所は野外の特設ステージ、トラックの上だった。
 僕らの前には、すずめ踊りやママさんのオカリナ演奏などがあった。しかし、オカリナ演奏は楽譜が風で吹き飛ばされて演奏どころではなさそうだった。それでも一生懸命に演奏していた。
 天気がよければ、もっといい演奏が出来たのだろうになあ。残念だ。

 さて僕らR&K、マイクが風で倒れても歌った。長年演奏しているだけあってか、こういうアクシデントには強い。昔、大雨の中で感電寸前でも演奏したことがある。

 かなりの悪条件がそうさせたのか、いつもより話はスムーズだったし、ノッて演奏できた。不思議なものである。
 こんな強風の中、拍手や身振りで聞いてくれているお客さんもいた。強風に耐えながら座ってきくのはしんどかっただろうに、しかも最後にはCDが欲しいという人も現れた。

 また、地元の宮城高専に通う姪が尋ねてきてくれたのも嬉しかった。偶然お祭りに来ていて、「あれっ?この歌聞いたことがある、ひょっとして?」と思い恐る恐る声をかけてくれたようだ。
 
 今回は何となくエンターテイメントがうまく機能したのだろう、実際楽しいステージだった。
 寒いし、マイクが風邪でゴーゴーなるし、吹き飛ばされそうになりながらも楽しかったのは何故?そこに何かある・・・。