R&K Live Report 2007.11.3                      BACK                                                                              

「R&K そろそろライブ」

久しぶりに有料のR&Kライブをした。
会場は仙台駅東口の近くにある「ジャズ・ミー・ブルース」という店だ。こじんまりとした、なかなか落ち着ける店だ。その名の通り普段はジャズやブルースを中心に流している。

店主の佐々木さんとは音楽を通じてもう数十年来の付き合いがある。彼はとてもキャパシティの広い方で、音楽や文化面に対してはかなり造詣が深く、その博学さにはつい唸ってしまうときがある。以前は蔵王で独自な活動をしていた。
店はちょっとR&Kの音楽性とずれがあることは否めないが、佐々木さんはライブを快く承諾してくれた。

ライブの企画が遅く、何かと後手に回りあまりお客の入りは良いとはいえなかったが、そんな中で20人弱の方々に来てもらった。あり難いことだ。

ゲストに富安秀行さんという名古屋・東京方面で活躍しているシンガーをゲストに迎えた。というか、彼が仙台でやりたいというので今回のライブを企画したといった方が良いかもしれない。これまで3回ほど一緒にライブをしたことがある。

スキンヘッドの容貌を含めて、いろんな意味で個性のある方なのだが、今回特に感じたのは客を乗せるのがとてもうまいということだ。それも嫌味がない。根底には、「音楽とは楽しいものだ。自分も楽しんで、さらに客さんを楽しませるぞ」という強い意志が感じられる。
勿論音楽的なテクニックは十分にあるが、それとは次元の違う音楽の一つのあり方を見た思いだった。

自分たちR&Kはそれほど変化もなく、たんたんとした感じだったと思う。持っていったエレキが直前に壊れてしまい、使えなかったのが残念だった。

今回は刺激を受けたなあ。逆に自分のやるべきことが改めて確認できたかもしれない。やはり多少はぶれても、自分軸をしっかりと持つということだろう。