R&K Live Report 2006.1.21                     BACK

「R&K 三越仙台 スプリング・ミニライブ」

 三越は去年の暮れに次いで2回目。R&K今年初のライブだった。今回は4階紳士服売り場、エスカレーター前のちょっとしたスペース。前回は3階の婦人服売り場だったが、1階上がっただけで環境はほとんど同じ。5階ではゴルフ教室を催しをしていた。
 前回はクリスマシーズンで賑わっていたが、今回は1月ということもあってか館内全体の人は12月よりは少なかった。
 今回のテーマはスプリング(春)。さて何をやろうかと考えた。外国の曲にするか?個人的にイメージが春なら別にそれでもいいのでは?などと考えた。でも不特定の人が集まるという場所柄、みんなが知っている歌がいいと思った。和司君がリコーダーが吹けるのでインストの「早春賦」と、2声でハモる「花」(作曲は滝廉太郎、♪はーるのうららの・・♪)を選んだ。ちょっと古い選曲かな・・。
 早春賦はシンプルに仕上げた分結構シビアで、練習しても毎回不安要素があった。花は楽曲が素晴らしいのでそれなりにまとまるが、自分ららしくやることにし集中した。

  例によって始まる十分前にライブ案内の店内アナウスが流れ、用意されたイスに何人か座っていた。オリジナルから初めた。始まるとお客さんが足を止め、いつの間に人が増えていた。
 いよいよ春のテーマ、「早春賦」を演奏した。アコギをバックに素朴なリコーダーのメロディ、3番は転調してハーモニカに持ち替える和司君。緊張感が漂った出来だった。狙いは悪くないのだが、まだ演奏が慣れていない。自分のギターはアレンジも音質を含め完成度は低かった。逆に「花」の方はお客さんも歌ってくれて、いい盛り上がりとなった。
 アレンジは、やはりいろいろ試してみないと分からない。そう簡単な作業ではないが、もっともっといろいろとやってみたい。パーカスを持つとかエレキを持つとかアカペラにするとか、無限にありそうだ。そう、楽しい部分がもっともっとあって良いR&Kだ。
 
 2ステージ演奏したが、オリジナル曲が人に伝わっているなーと実感できた。思ったより人も集まった。前回に引き続いて嬉しい現象だった。僕は「WALTZ」と「LOOP」が伝わっているなあという印象を受けた。ここ一番、という時の自信がついてきた。この頃余裕でやれるようになった「テネシーワルツ」や「見上げでごらん夜の星を」は歌っていて楽しい。
 演奏が終わってから前に座っていたご婦人の方々に「いい演奏でしたよ、どうもありがとう!」という言葉を頂いた。また、CDを欲しいという人も現れたし、演奏をお願いするのにはどうすれば良いのでしょうか?というリアクションもあった。ライブは成功だ。三越のスタッフの方々にも喜んでもらった。

 良い出来だったかそうでないかはお客さんの態度ですぐに分かる。
 三越の関係者の方々お世話になりました。当日足を止めて聞いていただいた方々に心から感謝します。どうも有難うございました。