これは当初、普通のお宅でのライブで、ギャラはないけどそのかわりに豪華な食事をお出ししますと言ういうことで、目標の年間50本ライブを考えて受けた仕事だった。
しかし前日に、ドメスティックバイオレンスで保護されている親子が暮らす仙台市の施設「むつみ荘」でのライブということを知った。
これを聞いて、ライブの組み立てをどうしようと考えてしまった。
どことなくヘビーだなあ、というのが正直な感想だった。
行って見ると、若い母親と小学生以下の子供らがほとんどで、後は施設の職員とボランティアの人たちだった。
夏祭りの出し物ということで施設の庭で演奏したが、何だか子供らがちょろちょろといつも動いていて集中できず空回り状態だった。
恐らくこういうところでは、子供中心の進め方をしないと盛り上がらないだろう。
たとえば、ウルトラマンショートとかアニメキャラがぬいぐるみを着て出てくるとかという類のも。今のR&K
では、ちょっとばかし荷が重かった。
でも終ってから、スタッフの人に八木山合奏団の曲が懐かしくてよかったですよという言葉をもらった。
あー、ちゃんと聞いてくれている人は聞いてくれいるんだなあと少しばかり安心した。
終ってからの豪華な食事というものは、近所の焼肉屋さん「焼肉本舗」での食事だった。
食べきれないほどの料理が出された。
自分はホルモンや焼肉はそんなに食べれる方ではないので、相方に頑張ってもらった。
良かったのかなあ?悪かったのかなあ?、そんな思いが残るライブだった・・・。
考えすぎかもしれないが。
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