R&K Live Report 2006.6.25                      BACK                                                                              

R&K 「俺らのハウス」ライブ

「俺ら(おいら)のハウス」。
ここは仙台国分町にある小さい居酒屋で、一風変わった店だ。いわゆる常連が集まる雰囲気がある。店内に足を踏み入れて流れていたのは憂歌団のメンバーの木村充揮の曲。もうこてこてのブルース魂だ。

4月にグリーンシャムロックでライブをした後に、Q氏(八木山合奏団の元マネージャー)から連れられて飲みに来た店だ。彼がマスターに、「R&Kです、今度よろしく」と言って紹介してくれた。それがきっかけでライブをすることになった。Q氏はこういうちょっと変わったお店を良く知っている。ここは時々、木村充揮のようなコアな人がライブをしている。

店内は20人も入ったらもう満杯になるくらいのスペースで、お客さんとはとても距離が近い。やる前からいいライブが出来そうな予感があった。PAはない。いつものことだ。音がリアルで、こういう場合は盛り上がる。
でも今回は知り合いや友人にあまり声がけをしなかったので、お客の集まりは心配だった。

案の定、お客さんは始まる時間になっても数人・・・。それでもスターとしたが、間もなく常連の人が集まってきて身内を入れると10人ちょっと位になった。
歌っていくうちに、お客さんとのコミュニケーションが自然にとれて、かなりよい盛り上がりとなった。最近では一番いい出来のライブだったと思う。

音楽の原点とも言うべきライブだった。歌う側と聴く側の一体感、「これだな」と思った。こちらの思いがすーっと伝わり、リアクションもよかった。ミュージシャンにとっては天国の一夜だった。

お客さんとマスター、そしてQ氏に感謝したい。
また是非ここでやりたい。そんな思いで店を後にした。