R&K Live Report 2006.6.24                      BACK                                                                              

R&K (株)丸水配送創立30周年記念パーティ

民間会社のイベントに呼ばれ、演奏してきた。これはR&Kでは初の試みだった。
今回は、最近時々やっている三越ライブを偶然見ていた同社の部長に、ぜひということで声をかけて頂いてやることになった。

丸水配送という水産専門の輸送会社で、いわゆる物流、場所は卸町にある。
イベント会場は、普段は会社の駐車場に使っている広いスペース。ここに大型トラックを置いて舞台とした。トラックが舞台となるのは、野外ではよくあることだ。

会社の従業員と家族、それから関連会社関係の人達をねぎらうためのレクリエーションで、僕らの歌の他にはじゃんけん大会、カキ氷や焼き鳥などのお祭り風の出店、そしてお昼はバーベキュー大会、最後には豪華な抽選会もあった。

僕らは2回演奏した。
構成はオリジナルに交えて、最近よくやっている、リンゴラプソディ、銀座カンカン娘、テネシーワルツ、イムジン川、10番街の殺人、GSメドレーなど、比較的中年?のみんなが知っていそうな曲を演奏した。また、小さい子供も来ると言うので、アンパンマンの歌を用意していった。この歌はしっかりしたいい曲で、なかなか侮れない。
30歳台の人が多いということだったが、その辺の年代の曲はやったことがない。ミスチルやグレー、モー娘なんだろうか?俺達にはちょっと難しいなあ・・・。

盛大な盛り上がりとまではいかないにしても、多くの人に喜んでもらったようだ。ただ、こういうイベントは一種独特なものがあり、その昔八木山合奏団でやっていた頃を思い出した。
お願いする方は、まず進行を第一義に考えており、きちっと歌って頂いて盛り上げてもらえばまあO.Kという感じがある。八木山合奏団はバンドだったので、良く踊りが入ったりもしたっけ。

こういうところでは、お笑い的なキャラ、あるいは話でどんどん盛り上げるという手段も多々あるが、いざやってみるとけっこう難しいのだ。しかし僕らはミュージシャンだ。お笑いは無理・・・。音楽で勝負。

R&Kは、アコースティックなので、野外ではどうしても迫力に欠ける。後で録音したMDを聞いてみたが、ギターの音がかなり小さかった。野外ではやはりラインで音をとるべきかもしれない。
野外は、室内と違い反響がなく全て開放状態だ。だから音がしっかり出ていないと欲求不満になる。ある程度の音の大きさというのは絶対条件なのだ。これもやってみてわかる経験だ。
後は気合あるのみ!

帰りには、家族で食べるには十分な量のマグロの刺身をお土産に頂いた。さすがに水産関連の会社だ。有難い。

天気にも恵まれ、ほのぼのとしたいいイベントだった。
でも終わって感じたことは、こういった場所で多くの人を喜ばせるというのは、早々たやすい作業ではないということ。