R&K Live Report 2006.5.21                      BACK                                                                              

R&K 三越ミニライブ

前回ここでライブをしたのは1月21日、4ヶ月ぶりのライブだった。
いつも1:00〜3:00〜の2回演奏している。

この日の仙台は、市をあげて盛り上げている仙台青葉祭り開催日。一番町界隈は見物人で混雑していた。そのせいだろう楽器を持って店内に入ったとき、閑散とした感じを受けた。今回観客は少ないだろうなあと思った。

ここは何かのテーマを持って演奏することになっている場所で、前回は「春」だった。今回は相方の和司くんと、僕らの中での懐かしい歌をやろうと言うことになり、いつもよりみんなの知っている曲を多く取り上げた。

リンゴの歌と東京ラプソディを繋いだ「リンゴラプソディ」、「イムジン川」、「10番街の殺人」、「テネシーワルツ」、「ワシントン広場の夜はふけて」など。年代の幅は大きいと思う。
そのせいなのだろうか演奏し始めると、前回よりたくさんのお客さんが集まってきた。おお、これはどうしたことか、うけているのか?と思った。
やはりみんなの耳に引っかかっているのはな違いないようだった。おかげでオリジナル曲は少なくなったが、最後までお客さんはちゃんと聞いてくれていた。2回目もほとんど同じ感じで、アンコールまでもらった。

三越側では、今までここで同じような音楽のイベントをやってきたが、こんなに人が集まったのは初めただし、アンコールも初めてだと言うことだった。
また終わってから、演奏を聞いていた男の人から、大変素晴らしい演奏だったので今度会社の記念行事で歌ってもらえないだろうかという嬉しい依頼を受けた。お店からも6月にまた2回お願いしたいと頼まれた。

R&Kは本格的に活動し始めて3年になる。
このような不特定の人が集まる場所でお客の足を止めておくのが難しいことは重々承知している。
奇をてらったわけでもない、どちらかというとかなりノーマルな音のR&Kなのだが、その演奏に多くの人が耳を傾けてくれたということは、素直に嬉しかった。

みんなの知っている歌は、素直に共感してもらえるようだ。盛り上がった時に、是非聞いて欲しい力の入った曲を何曲か歌うというのがいいようだ。
これは昔からあるテクニックのひとつなのだろうなあ。今回はそれを実感した。