R&K Live Report 2005.7.31                      BACK                                                                              

「R&K 鳴子牛COWニバル」

 鳴子町で、「鳴子牛COWニバル」というイベントがあり、歌ってきた。
 このイベントは、地元の鳴子牛を広く知ってもらおうという趣旨で行なわれていて、今年で22回目だそうだ。鬼首スキー場の広大なスロープに炭焼き鉄板を並べ食べてもらおうというもの。お客さんは大入り満員で、豪快な鉄板焼肉大会となった。
 当日は雨の予報が大はずれ、うだるような暑さとなった。ゆらゆらと陽炎が出ている熱い鉄板の前に座り、フーフーと汗をかきながら焼肉を食べる。つ、強い!
 自分はあまり肉は食べない方なのだが、この日はせっかく用意して頂いたので、ビールを飲みながら地元牛をぱくり。「おっ、ん、んまい!」。相方の和司君は、僕の数倍の速さでうまそうにパクパクと食べていた。自慢の腹もさらに迫力アップ!
 真夏のギラギラ太陽の下だったので、知らず知らず日に焼けて、両腕が赤くなってしまった。

 さてステージの方は町長、来賓などの挨拶があり、地元の和太鼓演奏で始まった。メンバーには子供も多かったが、きまっていた。この手はサマになるんだよなあ・・。
 それから、よさこい踊りを含めたいろいろな出し物があった。また野外ではちょっとちぐはぐな?日本舞踊もあったり、またビール早飲みたい会、牛の声の物まねなどなど・・。

 僕らの出番前に沖縄から来たというバリトンでいい声の持ち主の足峰さんが歌った。
 50歳で脱サラし歌を歌い始め、今年で6年目になるという。一見して沖縄という濃い顔立ちだが、人なつっこい顔をしていて、何より頑丈そうな体の持ち主だった。CDも出していて、車に寝泊りして全国を回っているという。実用新案の登録をしたという鳴り物を見せられた。いろいろ考えているなあと、感心した。

 さて、R&Kの出番。僕は今回エレキギターを持った。R&Kのオリジナルは控え、僕らの母体である八木合奏団のメドレーや、過去に手がけたCMなどを披露した。出し物を考えたのだ。CMではそれなりには盛り上がったが、すーっとフェードアウトしたかのように終わってしまった。20分ほど演奏しただろうか。

 イベントのタイムスケジュールから、今回はリハーサルができなかった。後で演奏を録音したMDを聞いたら、ボーカルがしょぼく二人のバランスが悪かった。1曲目のタイムオブスマイルでは、自分のボーカルがほとんど出ていなかった。また楽器の音がでかい。後半になったら少し良くなったが・・。

  はり詰めの甘さがあるな。ハーモニーが持ち味なのにそれが出せないのは論外。無理言ってでも、リハをするべきだった。でなければ、1曲目で完全にバランスをとってもらうようにミキサーの人へ伝えるべきだった。
こういうところでこそ力を発揮させるべきなのだが、出し切れていない。
 仙台から来たふつーのおじさん達に見えただろう。また、エンターテイメント性もまだまだ努力不足だ。でも、エレキギターは新鮮だった。これからのヒントになりそうだ。

 それにしても暑い一日だった。
呼んでいただいた鳴子町役場の大沼さん、大山さん、名物?中鉢さんなどスタッフの皆様、当日は大変にお世話になりました。鳴子牛は唸るくらいうまかったです。