仙台北部で発行している情報誌「Zone」の編集長高橋さんからの紹介で、大和町小野にあるスペイン料理のレストラン「アミーゴ・アミーガ」でライブをした。R&Kは５月号で取材をしていただいている。
　　お店は小高い丘に立つ小さなお城的な感じで（ちょっとオーバーか）でゴージャスな佇まいである。玄関のドアを開けると大理石が・・、普通のお宅とは趣が違う。中に入るとリビングの天井が高く、調度品も豪華なものばかりに見える。はたしてR&Kのムードか？オーナーの自宅を手直ししてお店にしたという。

　オーナーは若生さんといい、自動車販売業の傍ら余裕でこのお店を経営し、自らシェフとなって腕を振るう。
　小さい頃から苦労を重ね、ここまで来るにはかなりなことをしたと本人から伺った。うまい食べ物を味わうため世界各地を旅行し、スペイン料理にたどり着いたらしい。「もう遊びは全てやったし、自分に怖いものは何もないよ・・」と言う言葉には、普通の人にはない凄みを感じる・・。
　今は人に奉仕をしたいという気持ちでお店をしているという。料理とは別にオーナーの占いが当るということで、それを当てにして来るお客さんも多いという。和司君と家のカミさんは来年から運気が好転するらしい。見守ろう・・。

　ステージは昼と夜の２回。１ステージがだいたい１時間半ぐらい。PAも無いのでなかなかパワーが必要だ。
　お昼の部は十数人のお客さんが集まってくれた。窓から暖かい日差しが溢れる中、静かに演奏が始まった。95％が女性のお客で、きちっと聞いてくれていた。一通り演奏して1時間20分くらいで終わっただろうか。あまり熱くならず、しかし自分ららしさを出せたと思う。
　豪華なランチをして、その後コーヒーなどを飲みながらライブを聞く。うーんいわゆるセレブという方々が多かったようだ。

　夜の部まで時間があったので、一度自宅へ戻り気分転換。気持ちを切り替えて夜の部に望んだ。丁度クリスマス前日で道路は大混雑。泉から高速に乗り仙台南で降りて自宅へ向かった。あっという間に着いた。
　夜の部もやはり十数人のお客が集まってくれていた。外もすっかり暗くなり、飾られたイルミネーションなどでクリスマスムードが高まってきた。いい感じで始まった。
　昼の部とは違い、流れにリズムがあったようだ。ついノッてしまい、アンコールを含めると２時間近く演奏した。いいライブだったと思う。

　終わって外に出ると部屋の中とは違い空気が凛として冷たく、夜空には綺麗な星が広がっていた。R&Kにとってこの日は今年の仕事納めだった。

　オーナーの若生さんとスタッフの方々お世話になりました。リッチなスパゲッティうまかったです！　それと当日足を運んでいただいた方々、本当に有難うございました。