8月の角田の夏祭りで歌ったのがきっかけで、今回のライブが実現した。角田でライブハウス「天神小劇場」を主宰する佐藤さんとスタッフの笹木さんに頑張っていただいた。
夏祭りで一緒だった、山元町在住のアーティスト土生洋一郎さんとのジョイントだった。彼は今年メジャーからデビューしたばかり。礼儀正しい青年で、一生懸命に歌う姿、そして歌詞には熱いものを感じる。
天神小劇場は定期的にジャズやクラシックなどを初め、型にはまらない音楽を提供している。農機具の倉庫を改造した石造りで、音響が良い。佐藤さんは、角田市内で老舗の金物屋も経営しており、また町おこしとしてアジアとの交流などに力を注いでいる。外国人の人たちとの交流も盛んなようだ。佐藤さんの型にはまりたくないという気持ちが感じられる。
僕らの演奏の前には、地元で活躍しているアイリッシュハープ奏者の月輪まり子さんの演奏があった。彼女は地元の高校で英語を教えているイギリス人の女性を伴って演奏した。イギリス人女性はとても澄んだ歌声で、二人の呼吸の合ったアイリッシュメロディーはすーっと心に伝わってきた。どこか日本的なものを感じた。
アイリッシュハープは生で聞くのは初めてだったが、素朴でいい音色だった。
まり子さんは、イギリスに10年ほど住んでいたということで英語はぺらぺら、堂にいっていた。なるほどなあ・・。そういうことだったのか・・。また彼女のお兄さんも来ていたが、仕事はご住職。しかし彼もイギリスに留学し、アジア各地を旅したという。結構凄い人が角田にはいるなあ・・。関心することしきり。
僕らは1時間半ほどのステージだったが、どこかから回りした感じ。二人の呼吸がちょっとずれていたか・・。良い曲もあったのだが、全体的にいまいちだったなあ。残念だがこういうこともある。りきみか・・。
良いのか悪いのか打ち上は大いに盛り上がり、最後はスタッフと大合唱。見に来てくれていたアメリカ人のトーマスとはすっかり意気投合。彼はメキシコ系アメリカ人、言葉は完璧には通じないが片言単語と身振り手振りで何とか意思の疎通はO.K。酒も手伝ってかなり盛り上がった。柔和で優しい人だった。酒も何でも飲むし、焼き鳥、いなりなどおいしそうに食べていたなあ。いろんな国を自分の目で見て回りたいと言っていた。
結果として無駄なことは何一つないはず。今回のステージから足りなかったものを再確認して、次回に生かしたい。
佐藤さん、笹木さん本当に有難うございました。そしてスタッフの皆さん、ご苦労様でした。土生さん先は長い、あせらずいい歌を歌ってください。期待しています。
見に来ていただいた皆様、心から感謝しております。有難うございました。
次回はいい意味で打ち上げの「ノリ」でやりたいと思います。
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