R&K Live Report 2005.10.16                      BACK                                                                              

「R&Kライブとアンポンタンツアー in HEVEN」

 僕にとってはお馴染みの中野督夫さん(センチメンタルシティロマンス)通称督さんと、彼の音楽仲間でもある富安秀行さん通称富安(ハゲトミ)さん、そして京都のハーモニカ吹き荒井なおこさんらとライブをした。督さんとはヘブンで過去に何度か一緒にライブをしている。

今回のライブは、今年4月に富安さんと東京でライブを一緒にしたのがきっかけで実現した。
東京ライブでは督さんも一緒に参加するはずだったが、あいにく体調を崩して彼は参加できなかった。今回は仕切り直し、富安さん荒井さんを連れて3人ユニット「あんぽんたん」でやって来た。
 R&Kは9月に大きなライブをしたばかりで、当日は直前までお客さんの入りを心配したが(冷汗・・)、いい具合に席が埋まった。本当に良かった!お客さんに感謝してます。

 ライブは2部構成で最初はR&K、後半があんぽんたん。
 僕らは今回はオリジナル以外の曲を新たにやろうということで、僕は「Bring It On Home To Me」、和司君は「Mrs.Robinson」を選んだ。この選曲で、お互いの好みが分かるというもの。Bring it〜は去年小柴大造君とライブをしたとき、一緒にやった曲だ。自分もこんなのが歌えたらいいなあと思っていたR&Bナンバー。オリジナルはサムクック、アニマルズやジョンレノン、デイブメイソンなどたくさんの人がカバーしている。日本ではトータス松本も歌っている。Mrs〜は、いうまでもなくS&Gの名曲。映画「卒業」のテーマ曲で、僕らの年代では知らない人がいないほどだ。和司君のお気に入り。うー、重い課題だ・・。 

 さてR&Kの本番。
1曲目は軽快な曲「ハーモニクス」で始まった。いい感じ。何曲か歌ってから、Bring it〜を歌った。以前やった事があるので、歌詞はある程度覚えていた。ちょっと気負ったが、悪くない。2声で力強くハモった。よ〜し、いいぞ。次は、Mrs Robinson。何とか形になったとは思うが、歌詞を見ないと全然歌えないので、いまいちだった。こういうのはひたすら歌って慣れるしかない。

 話も以前よりはだいぶましになった感じ。客との受け答えもまずまずか。
最後はLOOPで締めた。前日練習で歌っていたら、思わず涙がこみ上げてきてしまい、当日ちょっと心配したが、いつもどおり歌えた。嬉しいアンコールももらい、あっという間にステージは終了。

 2部のアンポンタン。ツアーの最終日だということで皆気合が入っていたようだ。バシッと決めた3声のハモリで始まった。思わず聞きほれた。
 督さんの曲を中心に、いい感じでステージは進んだ。富安さんのオリジナルも良かったし、何といってもトランペットもどきの拡声器奏法?これがいいのだ。さらにウォッシュボードをはじめとする多彩な鳴り物、芸達者ぶりを発揮した。ハーモニカの荒井さん、控えめながらクロマチックハーモニカできっちりと締める。そこに督さんのハイレベルというか格の違いを見せ付けるギター。のりにノッた。
 このユニットはお客を乗せるというのが本当にうまい。督さんにしても富安さんにしても場をしっかりと読んだMC、決してはずさない。さすがである。

 最後は出演者全員で「Daydream Beliver」で大合唱。締めは督さんの作品「風景」。みんなのソロを加え、最後は2ビートのノリで大盛況のなか無事終わることが出来た。
 音楽はいいなー。自然に心から楽しめたステージだった。

R&Kは、自分ららしくなってきたと思う。ただお客さんをぐんぐん引きずり込むという力はまだ足りない。実践、そして勉強しなければならない。音楽的なテクも十分とはいえない。でも歌っているテーマ、やっていることは間違っていないと実感した。これは最近ライブをするたびに感じていることだ。
 あー、あちこちでもっとライブがしたいなあ・・。お祭りは必ず終わる。だから続けるんだろうな。

 督さん、富安さん、荒井さんお疲れ様でした。そして何より来て頂いた皆様には心からお礼を申し上げます。日高さんビールご馳走様、八木さんカコさん遠いところどうもです。みちのくの空、今度必ずやります。EEMEEさん雄一君いつもどうもありがとう。そしてヘブンの瀬戸さんスタッフの皆さん、うちのカミさんたち。お疲れ様でした〜!!