R&K初の路上ライブをした。PAなし、生の声とギターで勝負。場所は松島の「げんき友朋」前。
思えば、駅前や一番町などで路上で歌っている若い人の姿を見ると「おおっ元気がいいな、頑張れよ!」くらいしか思っていなかった。それが自分達がやるようになるとは・・
仕掛け人は「げんき友朋」の店主門間さんだ。「今度路上ライブをやろうよ」といわれて、「いいですね、やりましょう」と気軽に答えたが、いざやる前になると「大丈夫かな?」という思いが膨れ上がってきた。
9/28のNHKTV「てれまさむね」でR&Kを取り上げたいという事で、この日も取材のカメラが回っていた。やる前に、「今の気持ちはどうですか?」と聞かれてもまだピンとこなかった。
この時期にしては夏のような炎天下の中で始まった。
ノリのいい19’Sブギからはじめた。すぐに汗が流れてきた。そして直射日光のためだろう、ギターを力強く弾いたらチューニングが狂ってきた。そして場所が国道45号線脇で車の騒音がうるさく、おまけに当日は3連休中で車はかなり多かった。条件は厳しいといっていい。
しかし終わってみて、これはこれで面白いなと感じた。パワーは必要だが、ストレートでわかりやすいのだ。
2回目、今度は国道からの騒音が少し静かな牛タン屋さんの前で演奏した。日傘やイスなどもあり、やりやすそうだった。案の定すんなりといつもの自分らの音が出せた。それが見ていたお客さんにも伝わったようで、リラックスかつ、のってやれた。坂本九さんの曲もやったりして楽しかったなあ。2回目ということでリラックスしていたのもよかったのだろう。
「いいなーこういうライブも」、と本気で思った。7曲くらいやったかな。
牛タン屋さんの女将さんからご祝儀をもらった。ありがたい!
室内とはだいぶ違ったが、場の条件さえよければ、路上ライブもやれるぞと思った。50を目前にしての初体験だった。
この路上ライブの前に、実は松島のあるお寺の住職さんの就任式のパーテイがあり、そこでも3曲歌ってきたのだ。歌詞がどこか仏教的な匂いのするLOOPをお坊さんの前で歌った。感慨無量とまではいかないが、何とも気持ちがよかった。
このところライブ活動が盛んになってきた。話はいまいちだが、始まれば音楽で勝負できるぞという手ごたえが出てきた。
しかし帰りは、和司と「疲れたよな・・」といって自宅のある仙台に向かった。
初体験はやはりきくなあ。
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