R&K Live Report 2004.10.5                      BACK                                                                              

「R&K 村田町・あいやまライブ」

 村田町にある介護老人保健施設「あいやま」でライブをしてきた。
 9/3の白石の「清風」に続いて、こういった施設で演奏するのは2回目だ。今回も同級生の千葉清澄君の働きかけだ。

 施設は村田町の小高い丘の上にあり、途中の道が山道のようなデコボコ路で、これでは冬は大変だな・・と感じた。まだこの辺は未完成で、これからよくなるのだろう。施設は去年の5月にオープンしたばかりで、かなり立派だった

 入所している方は当然高齢者だ。しかも要介護の人達だ。でもやるからには楽しんでもらわないといけない。そこで今回も皆なの知っている昭和20年代の歌謡曲「りんごの歌」、「東京ラプソディ」それと戦後の大ヒット曲「上を向いて歩こう」、そして「ふるさと」、「夏の思い出」などの唱歌も用意していった。

 演奏場所は入口にあるロービーで、自然な反響があり、やる前からこれはいい音がでるなと思った。吹き抜けもあり、とてもいい場所だった。
 会場には関係者も含め、50人以上の人が集まった。前列には車椅子のお爺さんお婆さんがいる。最初の1曲目は、静か過ぎる反応でどうなるかと思ったが、2曲目の「ハーモニクス」でこちらのペースに引き込む事ができた。そして、皆の知っている「ふるさと」や「夏の思い出」になったら、なかなか正確な音程で、多くの人が歌ってくれた。歌がうまいのだ!職員の若い人達もいたが、間違いなく入所している人も歌っていた。これには正直感動した。

 やはり歌っていいなー。ダイレクトに心に響く、人間に共通する素晴らしい共通項!頭は使わなくていい・・
 アンコールをもらって、往年の名曲「テネシーワルツ」を歌った。力を抜いて二人してよくハモれた。

 終わったらCDが思いのほか売れた。主催者の方々の配慮もあるのだろうが、嬉しい現象だった。ソロの「元気です」も売れたー!6枚も・・。そういえば、「みちのくの空」は拍手が多かったなー。ふるさとをイメージした曲はわかりやすいのかもしれないな。
 終わってから、しばしすがすがしい気持ちを味わった。

音楽を表現する場は沢山あるぞー!