R&K Live Report 2004.10.31                      BACK                                                                              

「R&K TBCラジオ丸森ウォークラリー」

 TBCラジオ番組の「丸森ウォークラリー」に出演した。この企画は、県内でも豊かな自然を持つ秋の丸森を一般の視聴者と共に歩って、満喫しましょうというものだった。
 歩くコースは大体4kmくらいで、その途中4ヶ所に「森の音楽会」を催して、僕らR&Kやクラシックのミュージシャンの人たちが歩って来たお客さんに音楽を楽しんでもらおうというもの。そして最後のゴールでは、全員で楽しい歌を歌いましょうという、かなり健全な企画。R&Kは健全な企画に合うようだ。

 今回は知人で音楽仲間でもある水野さんからの誘いだった。彼は広告代理店を経営しており、またフルートはプロ級でスクールも開いている。17,8年ほど前になるが、すずめ踊りのブラジル公演で一緒に行った仲だ。
 当日の天気予報は雨の確立が90%、そして前日はR&Kのライブがあり疲れもあった。恐らく雨で、つらいイベントになるかもなあと思ったりした。現地8:30集合だったので早起きして小雨の中、会場の不動尊公演キャンプ場に向かった。
そしたらなんと、現地では雨は降っていなかった。これはいけるなと思った。予定通りリハは進んで本番に臨んだ。ラッキーだった。

 スタート前の広場では、出店が沢山出ていて、参加する人たちが集まり賑やかだった。特設ステージでは、前日一緒だった亜KIRA君が歌っていた。本番前に彼がやってきて、ギターが調子悪いのでギターを貸して欲しいという。愛器オベーションを貸した。きっとあせっていたことだろう。

 僕らのステージはクラインガルテンという森の中の素敵な場所だった。後ろには美しい木立があり、ここで歌えるなんて幸せだと思った。担当ミキサーの星さんは合奏団でもお世話になった人で、僕らのCD「順光」を買ってくれていた。
 リハや移動、昼食をしているうちにあっという間に時間がやってきた。オンエアーは13:30過ぎだった。いよいよ参加者がやってきて僕らの前に集まってくれた。明るい曲、「ハーモニクス」を歌った。山歩きの格好をした年配の人が多かった。
ラジオなのできっちりとした流れがあるようで、1曲歌ったら先頭が動き出した。それから「東京から410キロ」などを歌って、皆さんを見送った。手を振ってくれている人が沢山いた。嬉しい・・。

 終わってから今度はフィナーレの不動尊公演へ移動した。参加者全員が司会のアナウンサーを先頭にしてやってきた。水野さんをはじめ、オーボエ・クラリネット・フルート・ホルンなど管楽器系とR&Kのコラボレーション「森の音楽会」が始まった。
 「山の音楽家」、「故郷の人々」、「クレメンタイン」、「森へ行こう」など学校の唱歌的、みんなの歌的な曲を歌った。
丸森の大自然の中にぴったりとはまったようだ。自然な盛り上がりの中イベントは無事終了した。参加者は400人位ほどだった。
 こういったイベントは初めてだった。またR&Kでクラシック系の人とコラボをするのも初めてだった。新鮮だったし、あちらさえよければまたお願いしたいくらいだ。

終わってからTBCラジオの打ち上げに参加したが、若い人も多く元気ないい打ち上げだった。
拘束される時間は長かったが、僕らにとっては楽しく恵まれたイベントだった。そうそうないだろうなあ、こういうのは。水野さんに感謝!
丸森、いいところだったよ。