「♪またあえる日まで、夢を忘れずに〜」、ゆずの歌「またあえる日まで」の一節だ。今回はそれがメインだった。
仙台高校吹奏楽部、秋の演奏会でR&Kは歌ってきた。同高の顧問、保科先生が9/7河北新報夕刊に掲載されたR&Kの記事を見て、ぜひという事で依頼を受けた。先生は相方の和司君の遠い親戚に当たる人だった。長身の方で、楽器は打楽器が得意、音楽の先生をやっていなかったら大工さんになっていたと語っておられた。中々芯が強そうで律儀、生徒に慕われているなあとすぐ感じた。
えーっ、高校生の吹奏楽部の前で俺らがやるのか・・と思った。何せ自分の娘と同じ世代だ、娘はビートルズは大好きなのだが、ラルクアンシェルとかロードオブメジャーとかもかなり好きなようだ。そういう世代なのだ。フォーク系の親父達がなんで・・。でも反面、期待感もあった。
みんなで歌う曲ということで、ゆずの「またあえる日まで」をやって欲しいという大きなリクエストが最初からあった。和司と何度か練習した。何せキーは高いし、ハーモニカもある。しかし、やれば何とかなるものなのだ。
会場に着くと、きびきびした動きの生徒さんに迎えられ、とてもりしっかりした印象を受けた。「今日はよろしくお願いしまーす!」という元気な挨拶を受け、少しいい気持ちになった。先生からも丁寧な挨拶をされ、気が引き締まる。間もなく廊下から練習の管楽器の音が聞こえてきた。
入念なリハーサルを終え、本番まで待機。その間、彼らのステージを見させてもらったが、なかなか堂々としたものだった。男子が少なく、圧倒的に女子が多いが、決して見劣りはしない。よく練習していると思った。NHK大河ドラマの「秀吉」の曲、難しそうだったがいいチャレンジを見せてもらった。サザンのメドレーは定番らしいが、元気がありとてもよかったよ。
演奏会は二部構成、その中のゲストということで紹介され、タイムオブスマイルとLOOPを歌った。午前中の宮城野区民祭りのライブが効いたようで、いつにも増して落ち着いて歌えた。会場には1000人程の観客、中高生が多かった。どんな風に聞こえたのかな?拍手は大きかったように思えたが・・。ともあれ真摯な態度で聞いているように見えた。
最後のアンコール。そう、「またあえる日」までを生徒と大声で歌った。俺らがやるとゆずでなく「ずず」か?と和司と顔を見合わせて笑った。予想以上の一体感を味あわせてもらった。やはり頭じゃないんだよなー音楽は。また、音楽の素晴らしさを肌で感じた。若い人たちと一緒にやるのも悪くない。こんもなので喜んでもらえるのなら、いつでもお願いしますと言いたいくらいだ。
保科先生、そして吹奏楽部の部員の皆さん、本当にお世話になりました。どうもありがとう!沢山練習して、さらなる素晴らしいを音出してください。
親父達はこれからも元気に歌っていきます!
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