「夢メッセ宮城」で、障害者の技能競技大会「アビリンピックみやぎ2004」という大きなイベントがあり、その中の「アビリンピック・とっておきの音楽祭スペシャルⅢ」というコーナーで歌ってきた。
会場は広大で、あちこちで障害を乗り越えてがんばっている人たちによる展示会や技能披露、そして沢山の出店が出ていた。
僕らが出たところは会場中にある「アクセル」の野外デッキというところで、出演者はプロアマを問わない和太鼓、すずめ踊り、ロック、三味線、アコースティックなどさまざまなジャンルによる音楽祭だった。
12：30から出演したが、相方の和司君が前日から風邪で調子が悪く、僕は前日の夜遅く仕事で北陸から帰ってたばかり、二人とも普段よりちょっとパワーダウンしていた。
いつものように歌ったが、やはりどことなく迫力に欠けたと思う。気分的に不発だった。しかしライブは一期一会だぞ。
他には亜KIRA君、名前は知っていたが初めて一緒になった亘理在住のシンガー苫米地サトロさんが一緒だった。僕らも含めて見ているお客さんはあまり多くはなかった。
亜KIRA君は相変わらず安定していた。苫米地サトロさんは初めて聞いたが、長い髪が昔のヒッピーをちょっと感じさせる放浪のシンガーといった印象を受けた。独自の世界を持っていた。歌っているイメージがよく伝わった。いいシンガーだと思った。
会場には障害者の方が沢山いた。障害者も一緒に楽しもうという趣旨のイベントだっが、僕らはここでどれほどの力になれたのだろうか・・。やる前はあまり深く考えていなかった。景気づけのひとつと考えればいいのだろうか。
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