R&K Live Report 2003.10.19                      BACK                                                                              

「R&K おいらせ30周年記念ライブコンサート」

 仙台の国分町稲荷小路にある飲み屋さん「おいらせ」の開店記念30周年のライブが、エルパーク仙台でありました。本当なら八木山合奏団で出演するはずでしたが、メンバーの都合悪くR&Kで歌ってきた。
 おいらせは、だいぶ以前から仙台のミュージシャン達の溜まり場だった。当日は、そこによく来ていた人、あるいは今も来ている人達が中心に出演した。出演者は、次のとおり(敬称略)。

                  さとう宗幸(特別ゲスト)
                  いなかっぺい(特別ゲスト)
                  R&K
                  小柴大造と2tom
                  多喜子
                  富田富雄

                      大島バンド
                      橋本成明
                      他ゆかりのある方々

                      司会:橋本俊一



 殆どが昔からの音楽仲間。久しぶりに集まった個性的な面々を、見に来たお客さんは十分に楽しめたと思う。
 富田富雄(トミー)さんのクラシックギターから始まり、宗さんの青葉城恋歌。やはり必要不可欠。そして、「いなかっぺい」さんの軽妙な話。本当に話がうまい!それから多喜子さんの歌。彼女は独特な世界を持っていて、ギター1本で自分の世界にスーッと引き込む。それから我らR&Kが3曲
    1.二十二分の汽車   2.みちのくの空   3.Time Of Smile 
を歌った。落ち着いて元気に歌えた。

 大島バンドは、このイベントの主催者の三浦幸男さんのバンド。女性2人のボーカルで若々しかったが、バックは僕と同じ年くらいのおじさん達がほとんどで逆にホッとする。彼も昔の音楽仲間で、持地三津子バンド(彼の奥さん)でベースを弾いていた。
 橋本成明さんはキーボードとカラオケでなかなか乗りのいい音楽。温泉の権威らしいです。
 また、ミニ演劇があったりスライドや関係者のお店にまつわる話があったりで、あっという間に時間が過ぎて行きました。

 そして最後は、元「小柴大造とエレファント」のボーカル小柴大造氏と2tom氏のデュオ。ビリジョーやレオンラッセルの曲を歌ったが、これが凄く良かった。やはり大造はうまい!圧倒的な歌唱力はさらに磨きがかかり聞くものを釘付けにした。また、ギターの2tom氏もツボを心得た大人の表現、二人とも素晴らしかったなあ。いやー、刺激を受けた受けた!
 彼らは、僕ら八木山合奏団がその昔、仙台駅前にあったエンドーチェーンのサテスタで一緒にやっていた頃の仲間である。そして昭和55年5月5日にシングル版5枚発売という衝撃デビューを飾ったのだ。

 やはり打ち上げは当然おいらせです。ぎゅうぎゅう寿司づめ状態の中、当時の話やら現在のことなど色々と話に花が咲いた。最後は自分はギターを持ち出し、大造や2tom氏、和司、もっちゃん(三浦氏の奥さん)らと歌いだす始末。即興で「おいらせおめでとう」をそこにいた人たちで歌って大いに盛り上がった。

 またやろうということで、午前二時に解散。今回は皆年も重ねていい大人になったせいもあるのか、みんなとなかなか深い話ができた。
本当に楽しい一日だったし、いい刺激になった。