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Profile

 
 1955年福島市生まれ。父が旧国鉄職員だったため、小・中学校時代は宮城と福島を4回転校した。中学3年の時から仙台市に在住し、現在に至っている。
 転校が多かったせいか、「俺にはふるさとが無いんだよ・・・」という屈折した思いがあった。でも、山と川がある小さな田舎町の風景に今はふるさとを感じている。それは、引越し先で見た風景なのだ。そう、以前日本にはよくあった風景。

 1973年に仲間と「八木山合奏団」というローカル色豊かな名前のバンドを結成し、やがてコロムビアレコードからプロデビューする。当時はギターを担当。その後クラウンレコードに移籍。東北を中心に活動し、シングル盤5枚、アルバム3枚を出した。現在バンドは年に1回演奏するくらいでほとんど休業状態。

 バンドが休止状態に追い込まれても音楽から離れられない僕は、音楽と縁のない仕事をしながらも、人のバッキングやレコーディング、アマチュアバンドの助っ人などをしながらしばらく過ごした。
 でも、どうにも煮えきらず、いったい自分の音楽とは何なのか?いったい俺は何をしたいのだろう?と考えるようになり、自分の音楽を形にしようという結論を出した。
 それから少しづつ楽曲を暖め、2002年7月に初ソロCD「元気です」を完成した。CDはホームレコーデイングとし、演奏、アレンジ、録音技術、CDデザイン、CD焼き、印刷まで全て一人でやった。

 これをきっかけに、今まで経験したことのないギター1本で歌うというスタイルで活動を始めた。
 ソロは、これまでに味わったことのない新鮮で強烈な世界だった。それまでの半端な気持ちが吹っ飛び、しばらくはこれでやってゆこうという強い気持ちが芽生えた。歌うことの楽しさ、素晴らしさが輝いて見えた。

 最近では、八木山合奏団のメンバー佐々木和司と「R&K」というデュオを組んで(実際は1988年に組んだのだが、事情により活動を断念していた)活動を始めた。アコギに乗せてハモる楽しさ、そこから醸し出される音のうねりに、また新たなものを見出した。そして2004年8月にはR&Kの1stCD「順光」を完成させた。

 愛用ギターは、古いオベーション、タカミネのナイロン弦エレアコ、マサダという古いアコースティックギター。バンドではヤマハのセミアコとフェンダーのストラトキャスター。
 好きなミュージシャンは、ビートルズ(なかでもP.マッカートニー)、E.クラプトン、L.カールトン、T.アンドレス、W.アッカーマン、ケニーG、エンニオ・モリコーネ、JSバッハ、ソウルフラワーモノノケサミット、三橋美智也、布施明、都はるみなど。いいものはいい、理由は要らないと思う。

 音楽と平行していつも存在してきたのが、バイクだ。あの形には心惹かれる・・・。
 高校3年のとき原付免許を取得し、それから中型二輪を取得。オフは走らないのだがオフロードバイクばかり乗った。あの形が好きだった。
 23歳あたりから本当のオフロードを走るようになり、さらにその奥の獣道を走ることに楽しさを見出した。そして、そこでうまく走るには、それなりのテクニックが必要だということを知る。友達の影響もあり、トライアルに熱中して地元の大会に参加するようになった。しかし歯を食いしばって本気でやるまでには至らずリタイア。その後は一時的にバイクに乗らない時期があったが、やはりバイクに復帰。
 46歳になって大型二輪を取得。ホンダのXR650Rという強烈ハイパワーのマシーンに乗って全国あちこちを走った。しかし自分にベストなのはやはり250ccクラスだと気づき、最近またこのクラスに乗り換えた。
 よく仙台近郊の泉ヶ岳周辺や蔵王山など、県内の林道や獣道を走った。また、バイクでの旅の楽しさを知り、山陰地方、九州と四国、北海道など全国を走った。知らない町に行くのはとても楽しい。大好きだ。
  仕事と音楽活動という二束のわらじのため、最近は乗ることが少なくなってきた・・・。でも、ジイさんになっても乗っていたいと思う。その頃はスーパーカブかな。
 
 大切だと思うこと・・・ 人を思いやること、自分を信じること